院長桑田文彦
2011年、岩手医科大学卒業。医師である両親の影響を受け、同じ道を志す。京都大学医学部附属病院や神戸市立医療センター中央市民病院などで経験を積み、京都大学大学院医学研究科にて嗅覚の研究に取り組む。2019年からさとう耳鼻咽喉科で診療を行っており、現在も京都大学医学部附属病院の客員研究員として籍を置き、臨床と研究に日々まい進する。
母が築いてきた患者さんとの信頼関係を大切に、
さらなる地域医療への貢献をめざして
当院は1999年に母である佐藤前院長が開業しました。私自身も両親の影響を受けて医師の道を志し、同じ耳鼻咽喉科を専門とする医師として母が築いてきた患者さんとの信頼関係を守りつつ、地域医療への貢献をめざして日々診療にあたっています。現在も京都大学医学部附属病院の客員研究員として籍を置き、研究と外来診療にも携わっています。
最近ではクリニックで耳掃除をすることがスタンダードになりつつあります。また、花粉症や梅雨時のめまいなどでお困りの方も自己判断せず気軽に医師の診察を受けることをお勧めします。季節性の症状以外にがんなどの疾患が隠れている可能性も否定できません。これまで培ってきた経験を生かし、病気を見逃さない診療を提供できるように全力を尽くしてまいります。また私自身、基幹病院に勤めていたことで各分野を専門とする医師とのネットワークがあることも強みだと考えています。専門的な治療が必要な場合には適切な病院をご紹介します。皆さんのお役に立てることが私のやりがいです。
医師佐藤宏昭
専門領域は難聴の診断・治療。京都大学医学部卒業後、同大学や米国ピッツバーグ大学などで学びを深め、1999年、近畿大学医学部助教授に就任。2000年には岩手医科大学医学部の助教授に、2003年には教授となり、同大学で長年先進の難聴診療に携わってきた。現在は岩手医科大学医学部名誉教授、ならびに京都民医連中央病院耳鼻咽喉科科長も務める。
「よく聞こえる」生活の実現をめざしながら
耳鼻咽喉科にとどまらず多様な悩みに応える
聴覚の専門家であり、岩手医科大学医学部教授も務められた恩師の意思を受け継いで、長年、難聴を中心に耳鼻咽喉科領域で研鑽してきました。難聴は認知機能にも影響するため、聞こえの悪さをそのままにするのは禁物。ただ、せっかく高価な補聴器を購入しても、うまく活用するのは難しいものです。専門家として補聴器に関する相談にも乗り、なるべく良く聞こえるよう丁寧にフォローして、皆さんの生活の質を支えたいと考えています。
診療では、患者さんにとって本当に必要な治療を見極め、ご納得いただけるよう説明することを重視しています。例えば慢性的な病気がある場合は、薬の量をその時々の体調や症状の程度に合わせて調整し、不必要な服薬の長期化を防ぎます。その分、症状との付き合い方のアドバイスなどをこまやかにしますので、ご安心ください。
京都民医連中央病院にも勤めており、現在、当院での診療は週1日ですが、およそ40年医療の場で培ってきた経験を生かし、耳鼻咽喉科領域以外にも幅広いお悩みに応えられるようベストを尽くしてまいります。
名誉院長佐藤佳代子
奈良県立医科大学卒業。京都大学医学部附属病院での研修を経て、結婚。日本赤十字社大津赤十字病院に在籍中に3人の子どもを出産。その後、夫のアメリカ留学に同行し2年間ピッツバーグで暮らす。帰国後は子育てと両立しながら患者にふれ合う環境に身を置き、1999年に開業。保護者の心のケアも大切にした診療を行っている。
一人の母親として、医師として
ご家族の心のケアも大切にしています
二条駅前で開業した当時は近隣にクリニックが少なく、お子さんを連れて受診された保護者の方に耳鼻咽喉科以外の症状も診てほしいと頼まれることもあり、地域の方には小児耳鼻咽喉科と呼ばれていました。現在の地に移転リニューアルし、クールビューティーをコンセプトに白を基調とした医院に生まれ変わりました。近隣には小児科の医院があるので、現在は耳鼻咽喉科のみの診療ですが、以前と変わらずお子さんの診療も行っています。
いつもは元気なお子さんが痛がっていたりつらそうにしていたりすると、親御さんは不安になりますよね。その不安はお子さんにも伝染してしまうんです。お父さんやお母さん、お家の人が動揺しているとお子さんはそれを敏感に察知しますので、私は付き添ってきたご家族の心のケアも大切にしています。3人の子を育てた母親として、そして医師として、まずは不安を払拭できるような声かけをすることも私ができることの一つだと考えています。お子さんの健やかな成長をともに見守り、皆さんの健康を全力でサポートしますので、気軽にご相談ください。
どなたも通院しやすい
バリアフリー設計
二条駅から徒歩3分。御池通に面し、小さいお子さん連れやご高齢の方が来院しやすいようにバリアフリー仕様となっています。
安心・安全への
配慮
感染症対策として、入り口での手指アルコール消毒をお願いし、受付にはパーティションを設置して感染症予防に努めています。
乳幼児からご高齢の方まで
幅広い世代を診療
乳幼児などの耳・鼻・喉に関する症状から、ご年配の方の補聴器のご相談など、各世代のさまざまなお悩みに対応しています。
充実した
検査機器の設備
採血を含む各種アレルギー検査や聴力検査、めまいの症状のほか、内視鏡や超音波検査など多様な機器を導入しています。
各種ワクチン接種に
対応
ご希望によりインフルエンザ（成人・小児）、肺炎球菌（高齢者）、帯状疱疹（成人）の予防接種をしていますのでご相談ください。
通常診療は予約なしで
受診していただけます
患者様がお困りの際に受診しやすいよう当院はあえて予約枠を設けておらず、お待たせする場合もございますがご容赦ください。
耳の症状
鼓膜のすぐ内側である中耳に炎症が起きる中耳炎にはさまざまな種類があり、原因や治療法もそれぞれ異なります。また聞こえにくい状態である難聴の治療も行っています。綿棒による耳掃除は耳垢を奥に押し込んでしまう可能性があるため、クリニックでの耳掃除をお勧めしており、近年スタンダードになりつつあります。また、難聴でお困りの患者様には補聴器の相談も行っております。お気軽にご相談ください。
鼻の症状
アレルギー性鼻炎や花粉症などの疾患はもちろん、アレルギー治療として舌下免疫療法も行っています。花粉症は季節性の症状ですが、アレルゲンによっては通年症状に悩まされている方も少なくありません。地域の身近なクリニックとして、些細な症状でも気軽に相談してもらえるような医院をめざしていますので、つらい症状にお困りの方はご相談ください。
喉の症状
咽喉頭の症状として、炎症性疾患、感染症、良悪性腫瘍、発声障害、嚥下障害などを診察しています。また、甲状腺の異常や障害によって引き起こされる甲状腺疾患にも対応。がんなどの重篤な疾患を見逃さないように、これまで基幹病院などで培ってきた豊富な経験を生かした診療を行います。専門的な治療が必要な場合には適切な医療機関を紹介いたしますので、心配なことがあれば早めに医師の診察を受けましょう。
舌下免疫療法に対応
スギ花粉やダニによるアレルギー性鼻炎の症状の緩和をめざす、舌下免疫療法を実施しています。アレルゲンが配合された治療薬を1日1回舌下に含んで体内に吸収させていき、少しずつ免疫を作っていく保険適用の治療です。自宅で治療が可能な点や、今まで服用していた鼻炎薬の副作用の軽減が期待できる点がメリット。アレルギーによって治療期間や開始時期が異なる場合がありますので、事前にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群の診療
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。放っておくと血液中の酸素濃度が低下し、慢性的な睡眠不足につながります。起床時の頭痛、体がだるい、日中傾眠などの症状に危険が潜んでいることも。肥満気味の中年男性に多いと思われがちですが、瘦せ型の方、子どもや女性にも見られます。当院では、睡眠時に呼吸の補助装置を着けるCPAPにも対応し、必要な際は専門の医療機関を紹介します。
医療法人華桃会 さとう耳鼻咽喉科
二条駅から徒歩5分
